2015年4月23日木曜日

卑弥呼になるしかない・・

先日、WEB授業でやってほしい授業のリクエストを生徒から聞き出してみると、「日本の歴史の流れ」が、わからないという要望があったので、さっそく考えてみました。

歴史が苦手な中高生は、多くいますが、実は、僕自身も学生の頃、歴史が大の苦手でした。

アメリカに留学している頃、必ずと言うほど、毎回聞かれたことが、「日本の歴史」に関してでした。大学生の時に、ホームステイしていたホストマザーが日本の研究をしていたのですが、質問に対して、まったくといっていいほど、何も答えられなかったのです。

「日本人なら日本の歴史を知っていて当たり前」
だと思っていたのでしょう。

でも、まったくその通りだと思います。
自国の歴史もわからない人間が、国際的に信用など置かれるわけがありません。

日本人なのに、日本の時代の順番でさえもはっきりわからないかもしれない・・・

英語の勉強をする人は多いですが、自国の歴史さえ知らないで、世界に出ても、本当の国際人には、なれないのではないでしょうか?

でも、現に、そういう子たちは多いです。時代の順番などヤバイです。
江戸時代のあとに鎌倉時代が来たりします。(^^;)

どうしてでしょうか?
その原因を調べてみると、「歴史が、ただつまらない」ということなのです。

では、どうしてそんなにつまらないのか? 
それは、僕も同じだったのですが「自分に関係の無いこと」と思えるからだと思います。

それで、今回は、そういう子たちのために、ちょっといつもと違う切り口でテーマを考えました。

それがこれです!


これは、2000年に及ぶ日本の歴史を20のターニングポイントで解説するというテーマです。ターニングポイント(TP)というのは、それまでの常識を覆すような、転換期、変革期を意味します。

それまでには、あり得ないこと・・・
例えば、天の神様と交信して、すべての未来を当ててしまう、という”カリスマ女王”がいきなり現れたらどうでしょう?

今日は、まず、TP1の卑弥呼から始まりました!

この授業は、臨場感を大切にします。実際にその人になりきって授業をしていきます。

かなり怖いですね、でもその気持ち悪い”卑弥呼”が、目の前で邪馬台国の説明をしているのです。

WEB授業中に、土浦教室で授業していた高校生たちの前にいきなり現れて記念写真!

これだけのインパクトで歴史を解説していけば、だれでも間違いなく歴史が好きになることでしょう。そして、僕がそうだったように、歴史って自分にとても関係している事なんだと分かれば、とても楽しく勉強することが出来るはずです。

だって、2000年前の、あなたの祖先は、間違いなく卑弥呼の時代に生きていたのですからね。

僕が、竹内先生の授業を初めて見た時に思ったこと。

「中高生の時に、こんな教え方があったら絶対に面白くて好きになるのに・・・」
という授業を提供していきたいです。





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