2015年6月27日土曜日

歴史探求ドキュメント4日間

28日、姫路たつの校のトークライブを皮切りに、時代順に歴史の地を周ってくる。
今回のポイントは、塾超の眼でみた歴史ポイントの生ライブです。

ご存知の通り塾超の歴史授業の数々を受けた人は、それがどういうものがご存知だろう。

2015年6月26日金曜日

教えることについて

塾というものは、勉強を教えてナンボの世界。

先生にやり方を聞いて、問題の解き方を教わっていく。
僕も以前は、分かりやすい授業にこだわって研究を続け、独自の、誰にも負けない授業を作り出し、それを武器に何十年もやってきた。とても楽しかった。

大手塾の講師時代は、分かりやすい授業No1になったり、いろいろなところで授業を評価されたりもした。僕の授業を分かりやすいと今も絶賛する生徒も多い。
とても楽しかった。

しかし、僕は、いつしか「授業」を止めてしまった。

それは、僕がどんなに上手く授業をやっても、生徒の成績が上がるのとは関係ないと分かったから。

むしろ生徒の成長を邪魔している、いい授業をすればするほど、生徒は堕落していく。

大変な間違いに”気づいた”ということだ。

未だに、「分かりやすい授業をやれば生徒の成績を伸ばせる」と、信じている講師はけっこう多い。塾に子供を入れる親もそうかもしれない。

カッコよく教えている講師の姿などを一般の方が見たら、あ、この先生に教わったら出来るようになるかもしれない! って多くの人が思ってしまうかもしれない。。

いい授業をやって嬉しいのは誰?楽しいのは? ー そう、教える講師と経営者だけ。
塾に来て、学力を上げ幸せにならなければならないのは、紛れも無く「子供たち」の方なのだ。
こちらが、上手く教えたかどうかではなく、生徒が満足し内容を習得できたかどうかだ。

そして、「分かる授業」には、ひとつ大きな盲点がある。
授業が分かるので、分かってなくても、分かった気になってしまうことだ。

そして、生徒たちは定着への演習を怠り、結局定着しない、そしてやっぱりわからない。

ところで、今の時代、勉強するツールはどこにも転がっている。
簡単に言えば、わざわざ、塾が良い授業などしなくても、自宅で、ネット検索などして、ある程度の授業など、すぐに見れるのが今の時代なのだ。

授業というエンターテイメント的パフォーマンスを楽しく観るのであれば、それもいいが、真の学びは、そういうところには無いと私は痛切に思う。

学び方は常に、生徒自身の中にあって、その意識をどのように引き出していくかは、生徒ひとりひとり、まったく方法が違う。そして、それを僕達が引き出すことが出来れば、それは最高の学習のアシストになるのだと思う。

僕が指導してきた、生徒の多く(特にKJ-ADのほどんど)は、遠距離にも関わらず、特殊コーチングによって意識を大きく変えてきた、これから僕がすることはこれです。

要するに、僕は上辺の勉強法などでなく、子供たちの”意識”を、根本的に変えてしまいたいだけ。勉強する、しない、とか、モチベーションとか、やる気スイッチとか、そんなもの、一切関係ない。

今は眠っていても、自分で考え自ら行動出来る、やらされでない意識を育て、すぐに活躍出来る子どもたちを、次々に目覚めさせ、具体的に育てていきたい。

2015年6月22日月曜日

老けた子供たち*・・・

いきなり失礼しました。*この言葉は、出版社のパブラボ 社長の菊池さんの言葉ですので悪しからず。(笑)

さて、昨日、東京の神田で、塾超vs社会人ヒアリング会が行われました。

とても、貴重なこの企画をたてて下さったのは、次作「おとなのための勉強法(仮)」の出版社となるパブラボの菊池社長です。僕にとってこの企画が、かなり有効なのは、初めてリアルの社会人の方々のお話を聞けることです。

これまで、たくさんの親や子供たちに会ってきましたが、今回初めて社会人の方々のお話を聞く機会が出来、どんな話が出てくるのかわくわくでした。

初めは塾の先生を前にして緊張気味のみなさんでしたが・・
15:00神田

6名の社会人のみなさま(今回全員女性)と菊池社長と編集の白岩さん。
簡単な、僕の自己紹介のあと、ひとりずつ、社会人が困っている勉強法を聞いていくと、出るわ出るわ・・

・何のために勉強しているか
・(資格のための)勉強をいざ始めても何をどのようにしたらいいかわからない。
・自分のために勉強になっていないような気がする。
・つまずいた時に、投げない方法。
・効率いい勉強法が知りたい。
・集中力がない。
・時間がない。
・勉強しなくない。
・やる気スイッチが入らない。
・飽きっぽい。
・継続出来ない。

ちょっと待てよ。。。。。
これって、いつも子供たちが悩んでいることじゃないか!

この後に、この全てを解決するような「塾超突発セミナー」が、いつものように、始まってしまったのは、言うまでもない。ヒアリングを挟みながら、約2時間の講義(収録の準備がなかったのが残念。始めの1時間のみ収録あり。)

悩み事を片っ端から解決!?されて素敵な笑顔に!

17:00終了 最後に集合写真を。
みなさん、「ほんとに、ためになった、勉強になったあ!」と喜んでくれました。

僕も、6名の子供たち*の、貴重なお話が聞けてとてもためになりました。
そして、楽しかったです。

企画して頂いたパブラボの皆様、参加して下さった社会人の皆様、本当にありがとうございました。


ーー

2015年6月20日土曜日

メンタル強化について

 
塾で30年近く教えてくると、いろいろな事がはっきりとしてくる。
その一つが、このメンタルに関してだ。今日はこの辺をちょっと語ります。

まず、間違いのないように言っておきますが、ここでの”メンタル面”というのは、
「精神的に強いか弱いか」 ということではないので、注意してほしい。
「度胸があるかないか?」ということではないのです。

よく、スポーツなどでメンタル面の強化などと言うが、意味がちょっと違います。

僕が言いたいのは「自分の意識(精神)にどれだけの”気づき”を得られるか。」
ということ。

要するに、僕たちを含め、学ぶ生徒たちが、今の彼自身にいかに”気づけるか”?、ということです。

「気づく」とは、例えば、上手く行ってる自分、緊張している自分、今の行動など、刻々と流れていく時間とともに、因果していく自らの行動。または、無行動のこと。

例えば、
・何かに怒る時に、イラつく感情を、(冷静に)気づけるか?
・嬉しいときに、飛び跳ねながらも、飛び跳ねる自らの行動をしっかり見れるか?
・緊張したり萎縮している時に、動けない自分の感情をしっかり見て行動出来るか?

要するに、自分がどのような性格であろうが、焦っていても落ち着いていても、自分が見えているかどうかということです。

焦っていても、焦っているその自分に気づいていれば、自分に気づいていない人に比べて、何らかの行動が大きく変わってきますね。

では、具体的にどうしたらそのような指導が出来るのか?
この大きな問題が、この数年の僕自身の課題でした。

そして、僕は、人間にとって最重要である、この「気づき」をどうやって生徒たち(中高生)に具体的に伝えていくのか、、もともと長年携わっていた、仏教心理の教育学を元に取り組み始めました。

その回答が、数年前から始まった、生活習慣の改善、”気づき”のエクササイズ、各種瞑想法などです。もちろん、それをするために、自らのコーチング理論、心理学理論の確立、そして有効な”瞑想法”の習得なども必須です。

ただ、勉強を教えるだけでは何の解決にもなりません。そういう事は、ネットに蔓延する無料授業や、他の大多数の塾に任せておくことにして、この塾では、僕にしか出来ない、もっともっと子供たちにとって、”大切なもの”にフォーカスをあてることにしたのです。





2015年6月14日日曜日

すっと伸びた背筋がカッコイイ!

昨日は、特別授業の一場面。
10年ぶりの和室授業でしたが、ちょっと心配したのが、生徒が、座っての勉強に対応出来るかどうか・・・


始めてみると、こんなに素敵な光景が!
アグラか半跏坐の状態で、楽に座ってもらったのだが、背筋がピッと伸びた子が数名!



気づきのエクササイズ手動瞑想(チャルーン・サティ)で、 生徒たちの意識が大きく変わり始めたようです。



この模様は、そのままKJ-ch Ustreamにて、生放送されて多くの方がエクササイズを体験しました。

2015年6月12日金曜日

年の差23才!




この写真、土浦一高、国語教務室での一枚。


この2人実は、左が現在1年でKJの現高校部塾生(26期生)、そして、右がKJの卒塾生(3期生)で現在、土浦一高の国語の教師である。        *KJ=河原塾

そして、この写真をとっているのは、KJ23期生の現KJのチューターであり、この日まで、教育実習生として母校で活動していた人間である。

なんてこった!
要するに、この写真に関係している3名は、全て僕の教え子ということになる。

WEB授業のひとこま、誰だかわかるかな?

すっげー、年取ってる感じがするんですが、実際そうなんだろう。笑
でも、そうでも無い気もする。笑

いずれにしても、素晴らしい縁起です。


2015年6月2日火曜日

捨てようと思ったが思い留まった。

今日、本の整理をしていたところ、今回の著書(5冊目)の原稿が出てきました。

今年の3月頃、全体の文章があがって最終稿でした。
整理中にこんなふうに封筒を”ビリっ”とやってしまいました。


もちろん、もうこんなもの、要なしなのですが、ちょっと中をチェックするとこういうページもあった。

塾超の直筆での原稿チェック

うーん、最終変更の箇所です。もしかして、これを見たい人がいるかも!?

と思い、踏みとどまったのです。
というわけで、このブログで、この最終原稿を、価値は無いのですが、1名の方にプレゼントしようと思いつきました。

でも、ずっとは待てないので、有効期限は、このブログが公開されてから1週間とします。
もし誰からも申し込みが無い場合は、泣きながらすぐに捨てます。(笑)


応募は、book@kawahara-juku.com
締め切り 6/9(火)正午

件名:塾超新刊・原稿プレゼント係
1.お名前
2.ご住所
3.連絡先
4.このブログを知ったきっかけ
5.質問「あなたが塾超に薦めてくれるとっておきのお店」
 
を明記の上、メールでお申込み下さい。
5の内容で、一番そそられた方1名に、プレゼントしたいと思います。

価値の無いものですが、ドッシドッシお申込み下さい。(笑)
お待ちしております。