2016年3月21日月曜日

清原さん、ぜひお願いします!


保釈の清原和博被告「一から出直し、必ず更生する」ーー

先日、このようなニュースがあったようだが、彼の作ったこれまでの大きな功績は、実は覚醒剤によるものだったのだ、、、このように、人々は大きなショックを受けた、
そして、その「償い」を自ら更生することによって、一生かかってするつもりなのだろう。

でも、ここまで来て、未だに「我」に拘っているのは、”おかど違い”ではないかと思う。

「一から出直し、必ず厚生する」

それは、もやは彼が発する言葉ではないと思う。

ここまで、何十年もの間、何度も何度もそう思って彼は必死に努力したに違いない、
でも、覚醒剤の魔力はそういう人間の意識や感情の次元を遥かに超えているのだそうだ。
覚醒剤の前では、まったく無力なのだそうだ。

あの田代まさしも、刑務所で思ったことは、更生どころか、「ここを出たら(3年後に)すぐに覚醒剤をしよう。」とか、「どうして、もうちょっとうまくやれなかったのだろうか。」とか、そういうことばかりだと言う・・・絶句。

要するに、強制的に薬を遮断されるので、「肉体の更生」が出来ても「精神の更生」が出来ないのだという。

しかも、一度でもやったら更生したとしても、再犯率は40代で6割、50、60代では、8割・・・と、完全に更生したかと思いきや、いきなりのフラッシュバックで、突然それまでの努力などに関係なく、覚醒剤に戻ってしまうというのだ。しかも、止めていた時期が長ければ長いほど、快感は大きくなるのだそうだ。

仮に更生したとしても、いつ戻るかという恐怖に慄く毎日を送るということ・・・
これはかなり恐ろしい。

彼は、これまでの数々の大記録を覚醒剤に頼って作ってきたのだろう。
そして、人々はそんな彼に感動し、賞賛してきたのだ。

彼が、この事実によって、若者たちを含め、多くの人々に与えた衝撃と落胆は測り知れない。

それで、これから彼は「一から出なおして、必ず更生する」のだそうだ。
かつての栄光をそれで、少しでも取り戻そうなんて考えがあるのだろうか?
ちょっと違うのではないだろうか・・・

今さら、自分が更生しても、人々に「わたしは元スーパースターで、きちんと更生出来ました。」とでも言いたいのだろうか?

いつまでも、スター気取りはやめてほしい。

あなたは、もうスターではなく(途中から既にそうでなかった)今度は、負の角度から若者に貢献してあげなければならないのです。今度こそ、そのどうしようもなく強いエゴ(自我)を、どうにかしなくてはならない時ではないかと思うのです。

そんなことをしても、 自分はそれでいいだろうが、若者たちには、もしかしたら

「なーんだ、覚醒剤ってどんなに依存しても、立ち直ることって出来るんだ。」

と、思ってしまうかもしれない。しかも、かなりの依存の人が更生してしまったら、それは、むしろ、私たちに覚醒剤を甘く見せてしまうことになり、逆効果でしょう。
ほら、こんなに立派に更生しました!と彼がどんなに言っても、私たちには響かない。

この際、自分のことは、もう捨てて、裏切った人々に対して、

「覚醒剤は、一度でもやってしまったら、どんなに頑張っても更生は出来ない。僕のように、人間の脳に刻み込まれてしまい修復不可能。めっちゃヤバイのだ、、」

ということを、リアルに逆証明してあげるのが、唯一、彼が人々に提供出来ることでは
ないかと、本気で思うのです。

例えば、自分が更生したはずなのに、やはり突然の禁断症状などが出て、また同じ犯罪に戻っていく、どうしようもなく辛く醜い姿をリアルに映像記録して、公開するように第三者に頼んでおくとか。。

これは、凄く効くはず!
そんな、元世紀のスーパースターの落ちぶれた姿をみた若者は、恐ろしくなって、

「絶対に自分は、覚醒剤はしない!」

と、心に誓うはず。
他のどんな覚醒剤防止講座より効き目があるはず!

僕がちょっとスーパースター清原を例にして、ちょっと話しただけで、あり得ないほど、覚醒剤の怖さが中高生に伝わりました。今の中高生は、覚醒剤の講座などを学校で、しっかり受けています。しかし、頭で怖いのは分かっても、まったく実感出来ていません。(今回やってよくわかりました。)

ぜひ、僕に変わって清原さんに本気でやって欲しいでのです。
効き目は100倍、1000倍でしょう。


この講座の感想から、講座では覚醒剤とスマホをかけて話しています。

問題は、彼が、最後の最後に、その強力なエゴ(自我)を、どれくらい捨てられるのか、
まさしく、諸行無常、諸法無我という「ブッダの教え」をまっとう出来るかにかかっているような気がします。

さあ、清原!
自己更生もいいが、同時に自我を含めた全てを捨てて、己の醜い醜態を世間にさらけ出し、覚醒剤の恐ろしさを全身で伝え、人々から覚醒剤を撲滅させてくれ。

元スーパースターである、自分の弱さ醜さを若者に暴露すれば、あなたなら、多大な貢献が出来るはず!

かつて、人々に感動を与え続けた彼が、今度は、本当の意味で、間違おうとしている人々を救える可能性がある。彼が世の中に貢献出来る、誰にも出来ないすごく大きな事が、まだまだ残っていると、僕は強烈に思うのです。


1 件のコメント:

  1. 救いの道

    清原に対して、こんな考えを示した話を聞いたことはない。

    世間の話のどれもが、
    本人をどうやって更生させるか、あるいはプロ野球界への復帰の是非。
    それが「普通」だ!

    しかし、塾超の言う事に、誰も気が付かない、あるいは気が付いけても言わないのか、やはり
    「なんてことを言うんだ!」って非難を恐れての保身か。


    最初に読み始めは「なんて厳しいコメントなんだ!」と思いながら読んでいた。
    人々に覚醒剤の恐ろしさを自分の身を滅ぼしても伝えよ!と。

    しかし、一気に読み終わって、最後に思っていたことは違っていた。

    これが清原に出来る唯一の「社会貢献」
    そして、それが清原が救われる唯一の道なんだよ、
    と教え諭している。

    「やさしさに満ちた」
    まさに「ブッダの教え」だと。





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