2014年12月9日火曜日

仏教とアドラー心理学をニヤニヤする

 仏教は人間の心の悩み(煩悩)をどう克服し、究極の安らぎ(解脱、菩提、悟り、涅槃)に到達するかということを基本的なテーマにしている。

僕は、子供たちやその親に接しながら、この原始仏教のテーマを自己の意識の根底にした指導をしている。

そして、もう一つ、最近、巷の流行りで偶然知ったことだが、「アドラー心理学」の基本テーマ「叱らない、褒めない、教えない」というものに基づいた指導を現場で30年近くしていた。アドラー心理学を知り、その共通点に驚いた次第。


この両者は、自我を否定する仏教、自我を確立する心理学、云わば「東洋思想vs西洋思想」表面的には、なかなか接合点が見つからない別世界的な存在でもある。

しかし、僕は接点が無いどころか、大きな共通点を見ていたのだ。

仏教の縁起は、まさしく釈迦が発見した、ものの見方であり真理であるが、アドラーの、共同体感覚は、それはまさしく「縁起」のことだろう。





そして、この2つを、結びつける鍵を握る本を偶然発見した。
やはり、同じようなことを考えている人は、いるんだなあと関心。。

僕が学校教育では、そのシステム上、なかなか困難なものを、ほんの数十名の自塾で、コツコツ教え始めてもう随分たつが、今は、全国にむけて発信出来るまでになった。

間違いなく、日本の教育には絶対的な危機感がある。
学校が崩壊していくのも、誰が悪いというものでもなく、まったくの自然の流れだろう。
そんな時に、何が必要かを考えれば、僕の答えは既に出ている。

この本は、長年、僕に見つけられるのを待っていたように光っていた。笑
側面の色が褪せていた。

もちろん、すぐに購入してニヤニヤしながら読みだした。



0 件のコメント:

コメントを投稿