2010年6月7日月曜日

ついに上陸・軍艦島


ついに上陸・軍艦島

みなさんは、軍艦島を知っているだろうか。
正式名称、「端島」、長崎港から約18キロの海上にあり、本格的海底炭坑のために作られた半人口島なのだ。八幡製鉄所に製鉄用原料炭を供給するという、当時は、重要な役割を担っていた。
 
長さ、480m、幅160mの島に、なんと5000人以上が住んでいたのだ。これは、東京の人口密度の約9倍にあたる。世界一の超過密都市となった。さら に、すごいところは、この島には、人間が生活するために必要とするほとんどが詰まっていたというのだ。病院から火葬場までだ。大正5年には日本初の鉄筋コ ンクリート造高層集合住宅が建設され、テレビなど電気器具など、人々は、最新鋭の生活用品を使用していたという。
とうとう行く機会に恵まれた。
 
あれは、もう4.5年くらい前のこと、軍艦島を初めて知り、ひと目みた、その瞬間に、その魅力に取りつかれてしまったのだった。
 
もともと廃墟好きの、かなりマニアックな私なのだが、そのグレーなイメージが明確に脳裏に焼きついてしまい、イメージソングまでも書いてしまった。(前回 のセミナーのエンディングに使用しました。)そのおかげで、「軍艦島を世界遺産にする会」 の理事長である、坂本氏とも知り合いになりました。
 
そして、チャンスを待ち、5年目、その間に、上陸不可だった島にも一部入れるようになっていた。
 
長崎の地は、初めてというか、九州自体初めて。
目的が、廃墟を見に行くといえば、きっと、みなさんは「???」だと思いますが、廃墟には、私のイマジネーションを、掻き立てる、「何か」があるのです。
 
上陸してまず、思ったことは、「静寂」です。
人がいないということは、こんなにも静かなのか・・・・と思ったのです。
音が無いのです。耳の奥まで海風が入り込んでくるのです。
何も聞こえないのです。
普通にいう”静か”との次元が違うのです。
 
これには驚きでした。
生まれて初めてだったかもしれません。あんな静寂は・・・
 
時間がありましたら、軍艦島レポートでもしようかとも思っております。
 
 
 
 
 

コメント: 2

  • #1
    合田恵介 (月曜日, 14 6月 2010 11:50)
    河原先生、

    8月にお邪魔したとき、ぜひ軍艦島のお話も聞かせてください。

    イメージソングもぜひもう1回ちゃんと聞きたいです。

    合田
  • #2
    塾長 (水曜日, 16 6月 2010 12:42)
    合田塾長

    コメントの投稿ありがとうございました。
    初投稿でした。読んでいてくれたんですね。

    私は、軍艦島に、昔からなぜか魅かれるのです。
    理由はわからないのですが、魅かれまくりです。